新しい夏の風物詩 「金沢 浅の川園遊会 白糸川床」

新しい夏の風物詩 「金沢 浅の川園遊会 白糸川床」

令和5年7月27日(木)から8月13日(日)まで、浅野川左岸、主計町(かずえまち)側で「金沢 浅の川園遊会 白糸川床」が開催されました。主計町は、金沢に3つある茶屋街の一つ。料亭や茶屋が並ぶ石畳の風情ある街です。

訪れたのは8月7日(月)。午後にスコールのような大雨に見舞われ、川床ができるのか心配しましたが、何とか上がってくれてホッとしました。ちなみに雨の場合は、料亭で実施されるそうです。それはそれで興味をそそられます。

参加した日の定員は45名で、芸妓さんが5名つきました。料金は1万5千円。食事は松花堂弁当で、ドリンクは飲み放題。時々、芸妓さんがお酌に回ります。あたりが暗くなってきた頃、芸妓さんの踊りや演奏が始まります。そこに心地良い川風が吹き込み、何とも風流な気分になります。

食事の提供は地元の老舗料亭4軒が、芸妓さんの手配はお茶屋さんが持ち回りで担当します。料亭によって食事の内容などが多少変わりますので、連日、参加する人がいることも頷けました。

白糸川床が誕生したのは2006年。かなり最近ですが、毎年、様々な工夫を重ねることで風格が備わり、全国にファンも増え、みんなが楽しみに待つ夏の風物詩になりつつあるようです。

メモ:「金沢 浅の川園遊会 白糸川床」の来年の予約開始はまだ未定。
問合せ:金沢 浅の川園遊会館 Tel 076-256-0908

 

金沢散歩金沢散歩金沢散歩
ブログに戻る